こんばんにちは!
今回はクワガタ・カブトムシをブリードしていると聞くことがある、
1年1化と2年1化について書いていきます。
1年1化と2年1化とは?
簡単にいうと幼虫が成虫になるまでにかかる期間の違いです。
1年1化が幼虫が翌年の内に羽化することで、2年1化は翌々年に羽化することを言います。
種類によってではなく個体によって左右されることを言います。
どうして1年1化と2年1化の違いが出るの?
どうして同じ種類なのに羽化するのにここまで違いが出るのかですが要因は大きく2つあります。
- 栄養不足
- 低温で飼育する
2年1化になるにはこの2つが原因となります。
幼虫は初令→2令→3令→蛹→成虫という形で成長していきます。
そのため栄養状態が良くないと加齢するのが遅くなります。
また十分な栄養があっても温度が低いとじっくりと成長するため、
加齢に時間がかかるため2年1化になることがあります。
低温で管理することは種類にとっては問題ないこともありますが、
栄養不足(餌不足)で管理することが絶対にやめましょう!
2年1化にする理由は?
自然界では寒い時期(10月〜11月頃)に孵化した幼虫などは翌年の羽化できるタイミングまでに
加齢出来ずに次の年に羽化するようになります。
飼育下では低温で管理して故意に2年1化にすることがあります。
幼虫の期間を長くする事で成虫のサイズを大きくさせるためです。
注意点として、外国産のクワガタやカブトムシは低温飼育に適さない種類もいるので
低温飼育することが全ての種類のクワカブに適してるとは言えません。
まとめ
今回は2年1化と1年1化についてでした。
簡単にいうとクワカブの幼虫には本来1年で羽化するものを1年1化と言い、
本来一年で羽化する種類が気温や栄養状態などの環境のせいで羽化まで
2年近くかかる事を2年1化と言います。
低温飼育は成虫を大きくさせるためだけではなく、♀と♂の羽化ズレを防止するためにも
行われていたりします。
2年1化で羽化してきたからといって、大型個体が羽化するとも限りませんが
大型を羽化させたいのであれば必須とも言えるポイントになります。
大型の個体を羽化させたいと思っている方はこちらをご覧ください!
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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