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国産オオクワガタの飼育方法

サムネイル飼育方法 オオクワガタ系
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こんばんにちは!
今回紹介するのは私がブリードを始めた種類で国産オオクワガタの
飼育方法について書いていきます。

基本情報

和名・学名

オオクワガタ(Dorcus hopei binodulosus)

特徴

国産のクワガタの中で1番飼育されているであろうクワガタです。
外国産のクワガタと違い日本原産なので日本の気候に適応しているため温度管理が必要ありません。
成虫になってからの寿命(平均2〜3年)が
他の種類のクワガタに比べて長いため羽化ズレの心配がなく簡単に飼育をすることができます

原産国

日本各地

よく見かける産地としては久留米・阿古谷・能勢があります。
他にも香川県綾川・岡山県の産地を見かけることがたまにあります。
またネットで調べてみると、三大聖地と呼ばれるものもあるようで、
能勢菊炭・韮崎・神埼の産地があります。

サイズ

オス:40~78mm
メス:20~50mm

成熟期間

後食開始から半年〜1年ほど

金額

ペア:¥2,000〜¥50,000前後
価格は血統やサイズ、産地によって大きく左右されて安い物だとペア¥2,000ほどで
大型血統と言われている個体や珍しい産地の個体、サイズが大きい物ほど高額になり、
¥40,000前後で販売されています。

ブリードについて

ブリードは国産種なので簡単にブリードすることができます。
菌糸のサイズも大型血統でなければ1100のボトルで羽化させることができます。
大型血統を飼育するのであれば1400は最低でも必要なサイズです。

それから、オオクワガタを累代させるときの注意点は2つあります。

  1. 管理をしっかりする
  2. 温暖の差をつける

一つ目はどの種類にも言えることですが、管理をしっかりするということです。
国産のオオクワガタはしっかりと産地分けされています。
そのため違う産地の個体を飼育している場合、累代するときに血が混ざってしまわないようにしましょう。
また、外国産のオオクワガタ(ホペイやグランディスなど)と交雑が可能なため外国産の血が混ざらないようにしっかりと管理しましょう。

2つ目は温暖の差をつけるということです。
国産オオクワガタを累代をする上ではとても重要なことです。
国産オオクワガタが成熟するためには半年から1年かかると言われています。
そのため自然界では必ず一回冬眠をして越冬します。
なので国産オオクワガタには四季を感じれるように一度温度を下げ冬眠させることで、冬眠明けに自然と産卵のスイッチや交尾するスイッチが入ります。
なのでしっかり冬の環境を作ってあげて冬眠させることが国産オオクワガタのブリードの最大のポイントになります。

産卵について

産卵方法は材産卵の転がし式が一般的で、普通の産卵木であっても十分産卵してくれますが、
ニクウスバ材やカワラ材などの菌糸材を使用する方が普通の産卵木を使用するより菌糸材を使用する方が産卵数が増えます

♀が材をかじった痕があれば一ヶ月〜2ヶ月後ぐらいに割り出しをすると、
いい感じに育った幼虫が採れるのでそのまま菌糸ボトルに入れることで簡単に飼育することができます。

産卵セットについてはこちら

幼虫の飼育方法

マットでの飼育、材での飼育も可能ですが現在は一般的にヒラタケ(オオヒラタケ)の菌糸ボトルで一頭ずつ飼育されるのが一般的です。
また、飼育している餌の種類や気温、湿度の環境によっても変わってきますが、大体は一年ほどで羽化することが多いですが、稀に2年1化(2年間幼虫の期間)で羽化する場合もあります。
詳しくはクワガタの幼虫飼育についてに書いています。

まとめ

日本原産のクワガタで、昔から人気があったので今では簡単にブリードすることができます。
クワガタを飼育をしたことない初心者にもおすすめの種類になります。
血統によっては外国産のクワガタにも負けないほどの迫力がありますので、是非一度ブリードしてみてください!

私のショップでも時期によっては販売しているので気になる方は閲覧してみてください!

では、今回はこの辺で(@^^)/~~~

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