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スマトラオオヒラタの飼育方法

サムネイル飼育マニュアル ヒラタクワガタ系
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こんばんにちは!
今回はヒラタクワガタの中でも1位、2位を争うほどの人気の種類のスマトラオオヒラタの飼育方法について書いていきます!!

基本情報

学名・和名

スマトラオオヒラタクワガタ(Dorcus titanus yasuokai[titanus] 

学名はDorcus titanus titanusDorcus titanus yasuokaiで表示されているところがあるので正確な方がわかる方はDMなどで教えてください。

 特徴

ホームセンターでも売られていることが多く、ヒラタ種の中でも1位、2位を争うほどの人気な種類になります。
そのためブリードがたくさん行われており、大アゴ太くなる極太血統なども生み出されています。

ヒラタの中でも気性の荒さも人気と相まってトップクラスになります。
ペアリングを行う時には必ず、オスのアゴを縛るかハンドペアリングを行うようにしましょう!!

産地

インドネシアのスマトラ島

有名な地域はアチェ産とベンクール産が見かけることが多いです。
他にも、パダンやリアウもごく稀に見かけることがあります。

これだけ産地を分けられているのには理由があり、
スマトラオオヒラタは地域によってアゴの形状に大きく違いがあります。

出典:月夜野昆虫倶楽部
出典:月夜野昆虫倶楽部

左がアチェ・右がベンクール産になります。

飼育温度

23〜25℃
一応ドルクス族なので休眠状態になり、12〜13℃であれば生存は可能なので
日本の暖かい地域の室内であれば常温飼育が可能です。

サイズ

♂:42〜108mm
♀:30〜48mm
(2022.12月現在)

成熟期間

後食開始から2〜3ヶ月ほど

寿命

1〜3年ほど

金額

ペア:¥1,500〜¥58,000

ブリードについて

最初に断言するとスマトラオオクワガタのブリードは簡単です。
産卵セットを組むときの温度もマットの水分量もそこまで気にすることがないですが、
唯一注意すべきポイントはペアリングの時だけです。

気象が荒い分同種の雌であっても同じことが言えます。
ただ!飼育者数や飼育数が多い分比較的安全にハンドペアリングの方法をYouTubeで発見しました!!

ヒラタ系であれば基本的にこのハンドペアリングの方法で比較的安全に成功させることができます。
動画で紹介しているもので大事なものはピンセットです。
持ってない人は以下のリンクから購入しましょう!!

材質はステンレス製で錆びにくいものを購入しましょう!!

私もこの方法でパラワンオオヒラタアルキデスヒラタは成功していますのでチャレンジしてみてください!

産卵セット

産卵セットの方法は固詰め式の産卵セットか埋め込み式の産卵セットになります。
私はもっぱらマットの固詰め式の産卵セットで産卵セットを組んでいます。

使っているマットは月野夜さんのキノコマットか完熟マットを使っています。

きのこマットの方が再発酵が起こりやすく、保存しておいたり、管理するのに少し面倒なため
完熟マットの方が楽に管理することができるので完熟マットをおすすめします。

ケースはコバエシャッター(中)かクリアスライダーラージで産卵セットを組んでいます。

幼虫の飼育方法

幼虫の飼育方法は、菌糸でもマットでも飼育可能です。
マットなら、先ほど紹介した完熟マットやきのこマットをボトルに固く詰めることで使用することができます。
菌糸も月野夜さんのボトルがコスパ良く利用できます。

ただ、ボトルのサイズには注意が必要です。
スマトラオオヒラタは100mmを超えることがあるため、大型を狙うのであれば最終的なボトルのサイズは3200以上のものを使用しましょう。
90mmほどであれば1400でも飼育可能です。

ボトルの交換回数は幼虫の期間にもよりますが、2〜4回ぐらいがベストになります。

幼虫の期間

♀は半年から10ヶ月ほどで羽化して、♂は7ヶ月から14ヶ月ほどで羽化します。
♂♀の羽化ズレは起こりやすいですが、寿命が長いため気にする必要がありません。

まとめ

スマトラオオヒラタは大人気種で、よく販売されており、飼育しやすい種類でもあるため初心者の方にもおすすめです。

飼育者数が多く、スマトラオオヒラタ専門でブリードしている人もいるので
困った時に経験者に聞きやすのもおすすめポイントです!

では今回はこの辺で(^^)/~~~

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