メンガタクワガタ種で2種しかいない内の1種グラディアトールメンガタクワガタの特徴や飼育方法についてご紹介します。
グラディアトールメンガタの基本情報
学名・和名
グラディアトールメンガタ(Homoderus gladiator)
グラディアトールメンガタクワガタの特徴
グラディアトールメンガタはメリーメンガタクワガタと比べてオスは赤みが強く、メスもメリーと比べて赤みが強く、頭部も赤くなる個体もいます。
グラディアトールメンガタは地域亜種が存在しており、ジョンストンメンガタと呼ばれています。
ちなみにジョンストンメンガタの産地はコンゴになります。
メンガタクワガタ全般に言える特徴として頭部の発達した突起だと言えます。
また、色も特徴的で、体全体がオレンジから黄色っぽい色になります。
これは、生息域の高温に適応するためにこうした体色になったと言われています。
グラディアトールメンガタクワガタの産地
カメルーン
グラディアトールメンガタクワガタの飼育温度
23〜25℃
アフリカ大陸のカメルーンに生息しているため、高温や湿度にも耐性があり飼育しやすい種類です。
グラディアトールメンガタクワガタのサイズ
♂:35〜60.1mm
♀:26〜39.3mm
グラディアトールメンガタクワガタの成熟期間
飼育環境次第ですが、2ヶ月ほどと言われています。
グラディアトールメンガタクワガタの寿命
6〜10ヶ月ほど
金額
¥3,000〜¥6,000程度
グラディトールメンガタのブリードについて
メンガタクワガタ全般にブリードは簡単と言われています。
メリーメンガタは成熟期間が6ヶ月もかかりますが、グラディアトールメンガタは2ヶ月ほどで成熟してくれます。
マットでも菌糸でもどちらでも飼育可能です。
管理温度を23〜25℃で管理すると簡単に産卵してくれますよ。
グラディアトールメンガタの産卵セット
グラディアトールメンガタの産卵セットは、クリアスライダーラージ以上のサイズのケースで埋め込み式の産卵セットかマットのみの固詰め産卵セットです。
マットのみでも産んでくれるという方もいれば、マットだけだと産まなかったので材を埋め込むと産んだ、という情報もありました。
マットのみで産卵セットを組んで産んでくれなかったら、材を埋め込んでみたらいいですね。
マットもより好みせず、DOSさんのクワガタマットや月野夜きのこ園さんのきのこマットなどで産卵してくれたという情報がありました。
グラディアトールメンガタの幼虫の飼育方法
幼虫の飼育も簡単です。
菌糸でもマットでも飼育可能で、産卵してくれたマットと同じ種類を使うことで簡単に育てることができますよ。
菌糸はオオヒラタケやヒラタケ一般的な菌糸ボトルで飼育できます。
交換回数は幼虫でいる期間にもよりますが、大体1回交換するようになると思います。
ボトルサイズは800のボトルで最終羽化まで持っていけますよ。
幼虫の期間
幼虫の期間は6ヶ月〜7ヶ月ほどです。
グラディアトールメンガタクワガタのまとめ
今回はグラディアトールメンガタの飼育方法と特徴についてご紹介しました。
個性的なクワガタですが、飼育は簡単なクワガタと言われています。
その理由は、2つです
- 成熟がメリーと比べて早い
- 幼虫は高温多湿にも強く、乾燥にも強い
こうした理由から、初心者にもおすすめのクワガタの一つです。
私も2023年から購入してブリード予定です。
また、ブリードが始まったら更新していきます。
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