こんばんにちは!
今回はクワカブをブリードをしている人は必ず知っている累代について書きます。
累代とは?
累代とは、ブリードをして次世代の子供を残して代を残していく事を言います。
クワカブ飼育の楽しみ方の一つです。
自分のオリジナル血統を作ったり、有名な血統を掛け合わして大きくしてみたり、
自分が好きな形を生み出すたりすることが出来ます。
累代の表記方法
クワガタ・カブトムシを購入するとき英語でWDやWF1、CBF1、CBなどといった
表記が9割9部9厘されています。
この表記が何代目なのかを記している累代表記です。
次にどの表記がどういう意味なのか詳しく書いていきます。
ただ、ショップや個人によって多少違うことがありますので、大体こんな意味なんだな〜と
覚えておけば大丈夫です。
WD
ワイルドという意味で、採取した個体のことです。
WDで購入すると、メスが交尾済みの可能性があるため、産卵セットを組むと産卵してくる可能性があります。
また、ここからオリジナルの血統を生み出すことも夢ではありません!
WF
WFはWDからの子世代という意味になります。
また、WF1やWF2と表記されていることがあります。
これは何世代目かを表しています。
例えば・・・
WD+WDから生まれた個体はWF1になり、
WF1+WF1から生まれた個体をWF2となります。
ただこの表記は同腹であることが前提になります。
同腹についてはこちら
CB
CBは採取個体ではなく、完全飼育化で産まれた個体のことになります。
ただ例外として同腹のWFであればWFと表示され、WFが別腹であればCBと表記されます。
累代が不明の場合にはCBと表記されます。
CBF
完全飼育化の累代で表記されます。
WFと同じでCBF1やCBF+数字で表記されることが多くあります。
この表記も癖があり、
例えば、
CBF1+CBF1(同腹)から産まれた子世代であればCBF2になり、
CBF1+CBF1(別腹)から産まれた子世代はCBF1という表記になります。
WF+CBF1から産まれた子世代はCBF1になります。
別の血統を取り入れたらCBF1になるということを覚えておいたら大丈夫なので
よく見かける表記なので覚えておきましょう。
別腹についてはこちら
累代をさせると何が起こるの?
累代をさせて代を重ねると事でメリットとデメリットがあります。
まずメリットは、その血の特徴が強く出てくることです。
例えば、アゴやツノが太くなったり、長くなったり、逆に短くなったりします。
あるいは体長が長くなったり、幅が太くなったり、他には目の色、体色などの
特徴が強く出るようになります。
逆にデメリットは、奇形が産まれやすくなったり、蛹化不全、羽化不全が起こりやすくなったり
産卵数が減ったり、産卵しなくなったりと機能不全の個体が羽化するようになります。
こうしたことが頻繁に起こるようになったら血の入れ替え(別の血統)を入れる必要性があります。
まとめ
今回は累代についてでした。
クワガタ・カブトムシを飼育する上で切っても切れないものなので、
しっかし用語を覚えておきましょう!
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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